イベント参加者の皆様へ!
当イベントも含めて昨今は一般の方々が居られる場所での屋外型のイベントが多く開催されております。
それに伴い、イベント参加者ではない方々とのトラブルもあります。
イベントの参加者の方はイベントのルール等も理解し、レイヤーの方にも嫌な思いはさせない様考えておられると思いますが、一般の方はその様なルールは知りません「イベントのルール=社会の常識」と言う訳でもありません。その辺りも把握して頂くと自衛にもつながると思います。
〇レイヤーに声をかける(ナンパ行為)
ナンパ行為に対しては『無視をして立ち去る。』と言うのが町中でのセオリーの様ですが、コスイベの場合、写真撮影などで立ち止まっている場合などもあり、そのようにいかない場合もあるでしょう。
撮影者に話し掛けて来たら、相手の話を聞く前に
「すみません、ご迷惑でしたか?すぐにどきますので・・・」
と速やかにその場所を撤収して移動する。
被写体の人には
「ちょっとご迷惑だったみたいなので移動しまーす!」
と声を掛けて、集合して、実際に移動してしまうと言うのも手だと思います。要は相手の人と会話をしない事がトラブルを未然に防ぐ手立ての一つです。
被写体の方に話しかけて来た場合、撮影者が上記の様に声を掛けて移動する様にして下さい。
「違うから・・・」の様にしつこく声をかけられても
「いぇいぇ、申し訳ありませんでした!」
等と聞く耳持たず、移動して下さい。
最初は良い感じで話していても、徐々にシツコクなる場合もあるかもしれません。
無理やりに追い払おうとしても、相手が何をするか分からない恐怖等があると思います。
その場合の断りの常套句としては
「済みません、この後、イベント主催の方に呼ばれてますので、写真撮ったらすぐ戻ると言ってますので、これで失礼します。」
等と言ってみては如何でしょうか?
いつ戻る、何時に戻ると具体的に言ってしまうと、相手は「それまではいいじゃん!」等と付け込まれる事になってしまいます。
「写真を撮ったらすぐ」と言うアバウトであるが急ぎである。と言う点がポイントとなります。
また、約束の相手は友人などにしてしまうと、その友人が女性だと「じゃ友達も一緒に・・・」ともなってしまいます。”イベント主催”と言う”よく分からないが面倒そうな相手である”と相手に認識させた方が向こうも引き易いです。
それでも、付いて来る様でしたら、ご面倒とは思いますが、実際に受付までお来し下さい。
「あの、先ほど来いと言われた件ですが・・・」
と言って頂けたら、「あ、イベント告知用スチールの件ですね?」等と話しを合わさせて頂きます。それでも待っている様でしたら、どの人か言って頂けたらこちらで対応致します。
〇ナンパではないが、とにかく絡まれてしまった場合。
基本は上記と同じです。受付まで逃げて下さい。
〇勝手に写真を撮られてしまった場合。
これも難しい問題となります。
まず、無断での撮影はどうなのか?と考えると、私どものイベントでは参加者に対しては明確に禁止させて頂いております。ただ、先の件と同じで、そのルールを知らない一般の方が多いのが室外型のコスイベです。
世間一般のマナーとして、無断撮影はあまり良くない事ではありますが、ルールとしてはどうなのか?と言うと法律に照らし合わせた場合、問題ない行為となります。(当然、スカートの中を撮影などはアウトです!!)「肖像権があるんじゃないの?」と思われる方もおられますが、イベントに参加されている場合、肖像権の適応は難しいのが現状です。
もちろん、相手が撮った写真をネットにアップする、等の場合は別の問題が発生しますが、少なくても”写真を撮る”と言う行為に対しては法的に規制出来る物ではありません。
しかし、だからと言って気分の良い物ではない事は十分理解できます。
そこで!
下記の事を踏まえて相手に対して注意して頂ければ大きな問題には成り難いと考えます。
・相手に対する『ことば』の注意。
注意して頂きたいのがレイヤーさんの間では普通に使われている「盗撮」と言う言葉です。レイヤー的には「無断で撮影された」と言う意味で使われる事が多いようです。
世間一般では「いやらしい撮影をした」と捉えられています。
「あなた盗撮しましたね?」といきなり言うと、受け手としては「あなたは性犯罪者だ!」と言われている気がしてしまう可能性が高いです。そうなると、その先は喧嘩しか見えません。(場合によっては、相手側から法的に訴えられる可能性もあります。)
スタートは下手に、こちらの言い分を理解して頂く、と言うスタンスが望ましいでしょう。
「申し訳ありませんが、今、こちらの方を撮影されていた気がするのですが・・・」
等と声をかけると角も立ちにくいでしょう。
(大半は否定されるでしょうが)
肯定された場合
「申し訳ありません、この様なイベントでは被写体の方に無断での撮影は禁止となっております。ご理解の上ご協力削除を願います。」
肯定される様な方でしたらこれでOKかと思います。
問題は多数の否定される方ですが、実際に写真を撮ったかどうか?を確認する事は難しいです、無理やりに他人のスマホの中身を確認する、と言う行為は人のプライバシー権を犯す犯罪にも繋がりますのでそれは避けて下さい。
では『どの様に対応するか?』
まずは疑った事について謝罪しておきましょう。そして、こちらにも事情がある事を説明し、最後に金銭が絡んでいると言う話にしてしまいます。
「申し訳ありません、最近コスプレされている方の写真を勝手にネットに上げてその人がストーカー紛いの事をされる事件がありまして、結構問題になっており、参加者側が過敏になっております。それに、このイベントではカメラの撮影参加は有料となっており、参加されている方は参加費を払っておられます。そうして頂いている方にも不公平が出てしまいますのでお声を掛けさせて頂きました。」
最後にもう一度謝罪しつつダメ押しします。
「撮影はされていない、と言う事ですので、疑う様な真似をして申し訳ありませんでした、ただ私どもの事情もご理解頂きまして、ご理解とご協力をお願いします。」
この様に、相手に気を使っていると思わせつつ自分達の主張を通す形が良いかと思います。
喧嘩になってしまっては双方気持ちが悪いです。又、疑われた人が会場側へ苦情を言い、イベントに場所を提供する事をしてくれなくなる。と言う事もあり得ます。(実際ギリの所まで来てしまった例があります)
イベントを末永く続ける、と言う意味合いからも、皆様のご協力をよろしくお願い致します。
また、イベント当日には
受付直通の電話番号の掲示を開始しました。(着信専用となります)
そちらの番号をご自身の携帯に登録して頂き、何かありましたら速やかにご連絡を頂きます様、よろしくお願い致します。