撮影(カメラ)参加の皆さまへ注意とお願い

いつもBeeCossにご参加下さいまして有難う御座います。

レイヤーの皆さまへの注意などはHPやパンフレットに記載しておりますが、撮影参加の皆さまへの注意的な物はありませんでしたので、改めて記載させて頂きます。

基本的な事だとは思いますが、参加者の皆さまが気持ち良くご利用頂く為にも必ずお読み頂く様お願い致します。

 

●当イベントの考え方

皆さまの多くは十分ご理解頂いていると思いますが、我々はまず「コスプレ参加の方を第一」として考えております。これは、撮影参加の方を蔑ろにしている訳ではなく、レイヤーの方があってのイベントであり、撮影参加の方も沢山のレイヤーさんが居てこそのすばらしい撮影となる、と言う考えです。

そして、忘れがちではありますが、レイヤー参加の皆さまはプロのモデルなどではなく、あくまでコスプレを楽しみたい、と言う普通の方々です。「当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、ここは大事です。「写真を撮る事が第一ではなくコスプレをする事が第一」と言う方が多いです。

レイヤーの皆さまは参加費を払ってイベントに参加しています。そこで不快な思いをしてしまうと「何でお金払ってまで不快な思いをせなあかんねん」となり「なら、そのイベントには参加しないでおこう」と考えます。撮影者の身勝手な行動により参加者が減りイベントの存続にまで話は繋がります。

「あの人が行くなら行かない」と言うのは意外と良く聞く話なのです。



●料金について

当イベントでは一般に公開されている場所での会場の場合、コスプレ以外の目的で来場されている方との平等性を考えまして、ご友人等を専属で撮影される場合、参加費は頂戴しておりません。

但し、他のレイヤーさんも撮影するに当たり撮影証が欲しい、と言う撮影参加の方にはレイヤー様と同じ料金を頂戴しております。

又、会場への入場料が必要な会場では入場料のみ(多くの会場では入場料込みでの参加費を頂戴しておりますので)占有された場所での開催の場合はレイヤーの方と同額の参加費を頂戴しております。


●してはいけない行為

ここからが本題となります。良くお読み下さい。

★意外と多いのが「つきまとい行為」です。

多分撮影者にはその意識(悪意)が無い方が大半だと思います、しかし、レイヤーにとって専属をお願いしていない撮影者は「外部の人間」なのです。そこを良く考え、撮影した後は速やかに去る、と言うのが原則ではないでしょうか?ずっと場所を変えて付きまとう、と言うのも「いつまで?」と嫌がられる原因です。声をかけた現地と自分がどうしても撮りたい場所があるなら許可を取ってから移動の一か所ぐらいまでが限度とお考え下さい。

「ナンパ行為(それに類するもの)」

レイヤーの中には異性(同性であっても知り合い以外が…)が苦手、と言う人が居ます。コスプレ参加しているのだし、場の雰囲気を壊したくないので、写真ぐらいは許可してますが、正直あまり接点を持ちたくない。と考える方は意外と多く居ます。

「何も言われないからOK」ではないのです。「不快だから何も言えない」と言う事も多々あります。

「場所の占有」

これはレイヤーと言うより他の一般の利用者さんとのトラブルが多くなります。良いロケの場所は皆が撮影したい場所でもあります。又人が通る場所での撮影は邪魔になる。と言う事を忘れてはいけません。撮影者には一瞬と感じても、集まるまでの時間、ポージングや複数の撮影、機材を変えての撮影など、待っている人には長く感じる物です。

速やかな撮影と撮影後待っておられた人が居た場合は会釈などで感謝の意を示すと問題は起こりにくいと考えます。


●どの様にすれば良いのか?

撮影前には必ず声をかけて許可を取る、と言うのは基本です。様々な理由でNGの場合もあります、その際は「では機会がありましたらその時に…」等と素直に諦めるのが肝心です。「何時なら、何処なら…」と聞きたい気持ちは分かりますが、深追いは嫌われます。永遠にその時が来なくなる可能性が高いです。

撮影中のポーズなどの強要は厳禁です。自分との2ショも基本厳禁と考えて下さい。

撮影後は感謝を伝え速やかに去る、と言うのが問題が起こりにくく、最もスマートな方法かと思います。

写真データのやり取りをなるべくその場でせずに済む方法をご用意下さい。例えば連絡先を書いた名刺等を作成し、「こんなご時世ですのでこちらからはご連絡致しません、写真データが欲しい場合は捨てアド等からご連絡下さい。」とでも言いながら連絡先を渡すのが良いかもしれません。

★写真のデータなどを無断でツイッター等に上げる事も厳禁です。

事前に許可を取ってから上げて下さい。「顔を隠せばセーフやろ」と考えられるかも知れませんが他人は分からなくても撮られた本人は分かります、法的にはセーフでも個人的にアウトとなる可能性が非常に高いリスクのある行為だと認識して下さい。

 

後、過度な撮影機材や拘りも嫌われる原因の一つとなります。撮影者にとっては「あれも、これもあった方が良い写真が撮れる」と言うのは理解できますが、巨大な望遠・・・要りませんよね?みたいに準備に時間がかかるのも頂けません。撮られる側にしたら準備待ち、あげくに太陽待ちとかされたらたまった物ではありません。被写体に負担をかけない、と言う事も大事です。

 

●最後に・・・

レイヤーさんの界隈は意外と狭いです、注意人物の共有はレイヤーさんの防衛手段の一つでもあるのです。

レイヤーも撮影者も楽しい一日が過ごせるイベントでありたいと考えております。

ご協力をお願いします。