絡み撮影について!
コスプレイヤーの皆さまへ・・・
注意とお願い!
※このページはテーマとする問題が「絡み撮影について」となります。
テーマの都合上、少々性的な表現も含まれる可能性があります。そして長いです、ご注意下さい。
コスプレを楽しまれている皆さんはパンフレット「びぃぱん」を熟読頂き、当イベントでのルールを守って頂いている事と思います。
その中での表現として少々アバウトな部分もあり、「アウトなの?セーフなの?」と言う話もお聞きしました。大変ご迷惑をおかけしております。詳しくお話をしたいと思います。
その一つが『絡み撮影について』であります。そもそもパンフレットに記載されている内容は
<絡み撮影の禁止>
異性同士、同性同士に関わらず、公然の場で、その様な行為は理解され難いです。
まして、コスプレと言う目立つ格好をしていれば尚更と考えて下さい。
と、記載させて頂いております。では、手を繋いでの撮影は?おんぶはセーフでお姫様ダッコはアウト?などと言う疑問が出てこられると思います。そして、「絡み」と言う言葉その物も、レイヤー様の間でも明確な定義がなく、大体のニュアンスで使われている方も多い様です。
「本日は、初対面の私にも絡んで撮影して頂きまして有難う御座います。」
さて、どの様に感じられますか?
取りように寄って、色々な意味に感じると思います。
まずは「絡み」と言う言葉の定義を考えてみます。
※これ以降の“定義”と言う物は一般的な物ではなく、あくまでも私共「BeeCoss内での定義」である。と、ご理解下さい。私共のイベント参加者以外の方に強制する物では御座いません。
コス用語としての絡みとは
最初にgoogleで用語として検索した場合に上の方に出てくるサイト様から一部を引用させて頂きます。
「アニメ・声優業界の教科書」様【保存版】コスプレ用語辞典より
レイヤー同士で行う、コスプレをしているキャラ同士のカップル的な表現全般を指す。
「アニメコス衣装の選び方・作り方」様コスプレ・イベント用語より
絡みとは、主にあわせをするときに密着して撮影することです。
とあります、この時点で少し解釈にズレがある事はお分かりと思います。「カップル的な表現全般を指す。」と言う事は仲良く手を繋ぐ、と言う行為も絡みである。と言えます。
又「密着して撮影する」であれば「二人での自撮り撮影」も絡みと言う事になります。
どちらが正しい、と言う問題ではなく、根本がアバウトな新用語ですので「どちらも正しい」と言えると思います。
では、当イベントではどの様に定義するか?と言う事ですが、パンフレットの編集時にこの項目を入れた時の編集側の心境を考慮しますと。
「絡み撮影とは、周囲に劣情を催される様な行為、又はその疑似的行為による撮影」
と、定義させて頂きます。
大雑把に言うと「エロいの禁止」です。
その「エロい(卑猥)」の基準ですが、これもアバウトであり、許せる範囲が個人により違います。
詳細を決めても、想定外の基準内での卑猥な構図と言う物も今後出て来ないとも限りません。
その様な事項に対応する為に、大きく二段階の判断基準を設けさせて頂きます。
① スタッフ(イベント運営責任者)による判断
② その判断の一応の基準となる詳細
となります。
まず、一つ目ですが、卑猥であるかどうか?と言う物は先ほどにも書かせて頂きました通り“個人の感じ方により異なる事”が多くあります。そこのラインを決める法的な物となると、かなり「大まかな内容(判断基準が緩い)」となってしまいます。
ですので、イベントの健全な運用と言う観点から、その最終的な判断は「イベントの運営責任者の感覚」、とさせて頂きます。
次の二項の基準内であっても不可、となる場合もありますし、逆に規準外でも可となる場合があります。
但し、その判断はスタッフ個々による物ではなく、最終的決定権はそのイベントの責任者に依存する物とします。つまり「スタッフだから何でも有り」ではなく、可否を決められるのはイベントのリーダー一人とお考え下さい。
次にその決定の基本となる事項ですが。大まかに3つの基準があります。
① 身体(顔)の方向性
方向性ですが、身体や顔がお互いの方向を向いているか、平行(又は反対)方向を向いているか、により、受ける印象は大きく異なります。又、目線もこの項目に含まれると判断して下さい。
② 被写体の表情
「見た目」の判断となってしまいますが、ご了承下さい。
・笑い合う、いがみ合う等の“通常の(いやらしさのない)表情”。
・表情は無くとも、“静かに見つめる”等の表情。
・「あぁもぅこれは・・・」と言う恍惚等の表情。
下に行くほどアウトとなります。
③ その密着度
密着度”ですが、第三者が二人同時に抱える事が出来るぐらいの距離であれば「密着している」と考えて頂いてOKです。密着しているか否か、と言うよりは、どれぐらい相手に触れているかどうか?と言うのを注意して下さい。
頭・顔・手(片手ずつ)胴・下腿・足(片足ずつ)で3か所以上触れている状態ならば、「過度な接触」と判断させて頂きます。
これは「触れている」は事実かどうかではなく「触れている様に見えるかどうか」がポイントとなります。
この3点を基準として総合で判断させて頂きます。
例として・・・
例1・お互いに腰に手をまわして頬を寄せて自撮りをしている。構図
3の密着度としてはアウトとなりますが、他の点の判断によりセーフとなります。
例2・壁ドンの構図
十分距離を開ける(顔を近づけ過ぎない)などの配慮をして頂ければセーフですが、
壁ドン+顎クイが入ると前段階の「スタッフの判断」によりアウトとさせて頂く場合があります。
例3・1人が立っている状態で後ろから抱きしめている様な構図
1・2・3とも状態によっては抵触しない可能性がありますが、前段階の「スタッフの判断」によりアウトとさせて頂く場合があります。
例4・恋人繋ぎで歩いている構図
特に問題は感じられません。
以上の様に、一つの項目がアウトでも、その状況、雰囲気によりセーフであったり、どの項目にも抵触しなくてもアウトと判断される場合があります。
かなりアバウトな結果となりますが、スタッフ内でも「定義・規制ライン」と言う事でかなり意見が割れる結果となりました。個々の事例を一つづつ挙げる事はあまりにも膨大となってしまいますので、ご了承頂ければ幸いです。
基本的には詳細項目に抵触していなければ問題ない、とお考え下さい。
ただ、撮影時などに「ウハwwwwこれエロスwww」なんて、思ってしまった場合、アウトだとお考え下さい。
又、撮影の仕方、と言うのも“受け手の見方が変わる原因”となってしまいます。
「大した事で無くても、撮影の仕方が不快であれば、その態度にも不満が出る。」
と言う事です。
複数で大声で騒ぎながら、長時間、その場所を占領してしまっていては、他の方が抱く印象は悪いです。二人っきりで長時間、静かにしていても「ガチすぎてヤバイ」印象を与えるかもしれません。
少しでも短時間で撮影を終わらせる努力をし、終わったら周囲に「ご迷惑をおかけしました」と言って立ち去る。等としていれば、大きな問題にもなり難い事と思います。
色々と長く書いておりますが、
一般的に楽しんで頂く分には特に規制はありません。
ただ、度が過ぎる絡み撮影はしない様、心掛けて頂ければ幸いです。
BeeCossの規制は他のイベントより温いかもしれません。それは「何しても怒られない」ではなく、参加者の皆さまがお互いに周囲への配慮、注意をして頂く事で自由な撮影をして頂きたい。と言う思いが基本理念としてあるからです。
その辺を十分にご理解頂きまして、末永くご参加下さいます様、心よりお願い致します。